アカルイミライ

この映画ははっきり言って、よくわからなかった。
おもしろいとも、つまらないとも思わなかった。
クラゲが主役らしいが、それが何を意味しているのか?
雰囲気で見る映画なんだろな。


出演者はよかった。浅野忠信は、いつ見てもいい役者だと思う。


一番気になったのは、河のクラゲの合成だった。よくできていたからだ。
DVDには、クラゲのCG合成のメイキングが含まれていた。
CG合成はリンクスがやっていた。合成の手順は、ほとんど予想通りだった。
河にマーカーを浮かべて撮影して、カメラをトラッキングしている。
ラッキングの確認にはLightWaveを使っていた。


合成の時、河の部分だけ、マスクを抜いているらしいが、
そのマスクはどうやって作っているのかは説明がなかったな。
1フレームづつ手作業でやっているのか?


クラゲのグニャグニャの本体もCGでレンダリングしているのかと思ったが、
それは、実際のクラゲを撮影してそれを素材として使っているらしい。
やっぱりあのクラゲの動きは、今のCG技術じゃ不可能に近いだろうな。