データの復旧

データの引越しでいちばんやっかいなのは、Outlook Expressのデータ転送だ。
データは、以下のサイトを参考に事前にバックアップをとっていた。
http://rich-navi.com/f-mailbk.html
http://www.pasovola.net/h-situon/h-ikou.htm


HDのリカバリ終了後OEを起動する。
アカウントと、アドレスのインポートはうまくいった。
メッセージのインポートはうまくいかない。
フォルダまで認識するのだが、中身のメッセージがインポートされない。
フォルダが空のままになる。


インポートするデータは、古いHDの*.dbxがあるフォルダだ。
Webで調べると、ユーザが違うメッセージデータをインポートはできないみたいなことが書いてある。
ユーザってのはWindowsのユーザなのか、OEのユーザなのか?
OEのユーザってなんだ?さっぱりわからん。


HDのリカバリの時、Windowsのアカウント名を以前と変更したのが悪かったのか?
そう思って、以前と同じユーザアカウントを追加して、それでログインしてOEを起動し、
メッセージをインポートしてもうまくいかなかかった。


しかたないので、もう一度、HDDのリカバリからやり直し、以前と同じユーザアカウントにする。
OEを起動して、メッセージのインポートをするが、ダメ。
古いメッセージは別に無くてもいいか、と半分あきらめかける。


WindowsXPには、ファイルと設定の転送ウィザードというのがある。
今までは、手動で転送しようとしてたので、この機能は使っていなかった。
もしかしたらこれだとうまくいくのかもしれない。
まず試しに、ファイルと設定の転送で現在のノートPCのOEの状態を保存して、
デスクトップPCで読み込ませてみる。
デスクトップPCはアカウント名も違うのに、ちゃんとメッセージも転送されている。
これだ!


でも、ファイルと設定の転送をするには、古いHDでWindowsを立ち上げて、
そこで転送データを出力しないないといけない。めんどくせえー!
またHDを付け替えないといけない。でもやるしかない。


HDを古い物に交換する。二度目なので、思ったより簡単にできた。
電源を入れて起動。するとなぜかCheckDiskが立ち上がる。
そして見たこともないメッセージが出てている。
そうだ、その古いHDはケースに入れて、一度デスクトップPCにマウントしていたのだ。
だから、そのマウントデータがCheckDiskにひっかかったのだ。
でも、CheckDisk後無事Windowsは起動した。
ファイルと設定の転送ウィザードを起動し、OEの設定だけをファイルに出力する。
試しに、そのファイルをデスクトップPCに転送してみる。無事メッセージが読み込まれたのを確認。
これならだいじょうぶだ。


その後、再びHDを新しい物に交換し、ファイルと設定の転送ウィザードで先ほど出力したファイルを読み込む。
OEを起動すると、メッセージがちゃんと追加されている。めでたしめでたし。


結局、交換作業は土曜の夕方から始めて、終わったのが日曜の午前10時頃。
だいたい、インストール作業なんて毎度こんなもんだ。疲れた。


だけど、まだアプリケーションのインストールは残っている。
それに、精密ドライバーでできた人差し指の水ぶくれで、
ペットボトルの蓋もまともに開けられなくなってしまった。